クリスマスローズの世界展 〜原種〜

2月24日に、クリスマスローズの世界展に出掛けてきました。
地元の園芸店で見つけ、名前に惹かれたという理由だけで
買った頃には、こんな事になるとは思ってもみませんでした。
大盛況でした。
そして、毎度の事ながら撮影しまくりました。
見に行ったのか撮りに行ったのか、分からないくらいです。

まずはやっぱりチベタヌス。
何がやっぱりって、この透き通るような麗しいピンク。

ニゲルはすっかり定番になったような気がします。

ムルチフィダスは、アドリア海沿岸に分布しているそう。
とても小さくて、10cmくらいの背丈でかわいい。
海の側というのが何だが意外です。

リグリクスは、ムルチフィダスの亜種から独立した新しい種。

ボッコネイも、ムルチフィダスの亜種。

クロアチクスは、名前の通りクロアチアに自生。

デュメトルムは、東欧の森に自生。
やっぱりクリローは森のイメージ。

ヴェシカリウスは、残念ながら葉だけでした。
花はパネルが掛けてあり、深い赤で壷状の形をしていました。

表弁がグリーンで、裏弁が黒系の紫のアトロルーベンス。
うちにもありますが、日陰の庭で旺盛に育ち、毎年株が充実しています。
表弁も黒系紫のものもあるようで、購入時はそれを期待しましたが、
咲いてみるとリバーシブルタイプも素敵。

プルプラセンスは、アトロルーベンスと似た雰囲気。
開花までに4〜5年掛かると聞いた事があります。
うちのプルプラセンスも、3年目になりますが今年も咲かず。
花色は紫系で変化に富んでいるそうで、何色が咲くかも未だ不明。

原種を見ると、園芸種とはまた違った趣があるなー、と
自然の生み出す造形に感慨深いものがあります。
次の記事では、日本クリスマスローズ協会コーナーの、会員の方達が
育てていらっしゃるクリスマスローズを紹介しようと思います。

コメント 13

わたしはまだクリスマスローズには手を出していないのですが
MARIさんのところで拝見してからなんとなく気になる存在に〜。
ひっそりたたずんでる感じがなんとも可憐ですね〜♥
こんな子達が森の中で咲いてるなんて素敵だわ〜、外国！(笑)
by tabbycat (2007-03-04 15:03) 

クリスマスローズ，私も名前に惹かれます＾＾
でもクリスマスには咲かないのがいまでも不思議に感じたりして。
写真を撮ってあとからゆっく～～～り見るんです。
一石二鳥♪
by み〜ちゃん (2007-03-04 15:26) 

なんだか、私も見に行った気分！
優しい色があるのですねぇ
我が家のもやっと咲き始めましたが、年々、ごつくなっていくみたいです。
でも、沈丁花とクリローが咲き始めると、
春ですね〜〜〜〜〜！
by green (2007-03-04 17:32) 

緑のクリスマスローズが可愛いですね♪
4～5年も咲かないって
スゴイ地道な愛情と管理が必要な花なのですね！
奥が深いお花です..
by coco (2007-03-04 21:42) 

tabbycatさん
夏の日差しにあたらない場所に地植えすると、
ほったらかしでも毎年咲きますよ。
花の少ない時期に咲くという所も嬉しいです。
最近やけに人気が出てきて、園芸種は色々な
ものが出回っています。
外国の森ってば、素敵そうですよね。

み〜ちゃん
私も、何でクリスマス？って不思議でした。
2番目の画像のニゲルは、ヨーロッパでは
クリスマスの頃に咲くそうで、本来はニゲルを
指すのだそうですよ。
かなり混雑していて、現地ではあまり落ち着いて
見てられなかったし、撮影しまくりで正解かな。

greenさん
沢山撮影した甲斐がありました。
園芸種は、それこそ驚きの色幅で驚きます。
うちのクリローは、一番新しいのが一番元気です。
生育の旺盛さにビビってます。(^^;)
沈丁花の香りが漂うと、春の気分が盛り上がります。

cocoさん
緑色の花は小さくて、とても可愛らしいですよ。
株が充実しないと咲かないらしいです。
鉢が小さいのかな、とも思ってるのですが。
夏に直射日光を当てないように気を付ければ、
あとは楽なのですよ。
そんな所も、私にはぴったりなのです。(^^)
by MARI (2007-03-05 00:18) 

クリスマスローズっていろんな種類があるんですね。全然覚えられません。^^;最初のピンク色、綺麗ですね～♪
by ぶーけ (2007-03-05 09:02) 

ぶーけさん
クリローの本には、原種も色々載ってはいたのですが、
実際に目にすると色々あるのねと驚きます。
私も全く覚えられません。
なので、撮影時にタグも別撮りしました。
チベタヌスのピンク、透き通るようで綺麗ですよね。
梅雨時と夏越しの管理が難しいそうですが、
先日買ってしまいました。
by MARI (2007-03-05 12:22) 

あ～、やっぱり素敵ですね～（＾＾）
自分でも見ているのにこうしてまた見せてもらうとまた刺激されます。
チベタヌスのふわふわした透明な感じのピンク、素敵ですよね～。
うちでも苗は買ってみたものの、蕾は開きそうもありません（＾＾；
原種はどれも可愛くて味がありますよね。
ちらりほらり原種の苗も集めてみましたが、実際に花を見られるのはいつのことやら。。。気長に育てようと思ってます☆
・・・ちなみに私も原種の名前はなかなか覚えられません(>_<)
by こももにゃん (2007-03-05 22:45) 

クリスマスローズもこんなに種類があるんですねー
見るのは好きだけど、覚えるのも育てるのも苦手なので
MARIさんのブログはホント勉強になります　＆癒されます♪
デュメトルム、なんかすごくツボです
淡い緑がなんかとっても美しくて、見惚れちゃいました
by しーちゃん (2007-03-05 22:59) 

ああ～こももにゃんさんの記事に続き、ＭＡＲＩさんのところでも見せていただいて…うっとりです（＞＜）行きたかったけど、こうしてご紹介していただけて、改めてブログに感謝です！！

原種系は小さい鉢に単植してあると、さらに可愛いですね☆最近はオリエンタス系の大株をたくさんお店で見かけますが、この楚々としつつも強さを感じる原種系に惹かれます☆
それにしても本当たくさんあるのですね～
ＭＡＲＩさんのおうちのアトロルーベンスも是非見せてください（＾ー＾）
by ちあぴ (2007-03-06 20:45) 

ショコラさん
nice!ありがとうございます♪

こももにゃんさん
私も、こももにゃんさんの記事にやっぱりいいわ～、
って思いましたよ。
チベタヌスのピンクは、目を惹きますよね。
私もドイトで良さそうな苗を見繕いましたが、
蕾は茶色くなっていました。
株の充実と夏越しが仮題だと思っています。
ガーデンハイブリッドの高騰に腰が引けてしまい、
欲しかったダブルを諦めた代わりに、原種を買いました。
買ったのだけは何とか名前を覚えましたけど、
見分けが付きません。(^^;)

シンシアさん
見た目が随分違う種類もあるのですよ。
植物の世界も、奥が深くて嵌ると恐ろしいです。（笑）
デュメトルム、可愛らしいですよね。
実は後日、苗を買ってしまいました。
4年ぶりでクリスマスローズ熱が再発してしまい、
際限がなくなりそうなのですよ。
でも、好きなものを集めるのは楽しいですよね。(^^)

ちあぴさん
ちあぴさんを誘惑すべく、こももにゃんさんに続いてみました。
なんて。（笑）
こんなに色んな種類の原種を見たことがなかったので、
小さな苗にメロメロです。
自然の中でこんなに愛らしい花が咲いているのか、
と思うと感慨深いです。
野生のクリローを探す旅に出かけたくなっちゃいます。
うちのアトロルーベンスも、記事にしたいと思っています。
ちょっと自分の記憶力の危うさに気付く事があったので、
そのあたりも絡めてお伝えします。
by MARI (2007-03-07 12:45) 

やっぱり、原種いいですね～。
みんな、小振りなサイズなのですか？
クロアチクスとアトロルーベンスが好きです。
チベタヌスは格別!!

そうそう、教えて頂いて、去年ゲットした原種苗！
トルカータス、アトロルーベンス、ムルチフィダス、オドルス、プルプラセンスが、朝だけ日の当たる場所に地植えしたものが、目出度く葉を出し始めています。
少し大きくなった苗と、小さい苗を買ったのですが、大きく育っていたものは、皆枯れてしまいました(T_T;)
咲くのはまだ先でしょうね～。
by ガジュマル (2007-03-13 00:18) 

りらっくぅさん
nice!ありがとうございます♪

ガジュマルさん
薔薇もそうですけれど、原種は力強さと繊細さが一緒に
なっているような感じがします。
背丈はみんな小さかったのですけど、本来はもっと
伸びるみたいです。
ガジュマルさんも、渋色お好みですか？
どちらも花の形は愛らしくて、色とのバランスが絶妙ですね。

チベタヌスの苗、見に行きましたが、とてもじゃないけど
どうぞってお送りできない感じでした。
ごめんなさい〜。(>_<)
チャレンジャーだなと思いつつ、1つだけ買ってみました。
夏越し出来て花が咲いたら、種を送りますね。
by MARI (2007-03-13 01:16)